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​理事長所信

井原JCスローガン2023_page-0001.jpg

1.基本方針
①会員拡大の実地
②人財育成事業の実施
③SDGsの推進
④まちづくり事業への積極的取組

2.事業の概要
①研修事業の開催
②会員拡大の実施
③ロマンチック街道313連絡協議会への参画
④IT等を活用した情報発信
⑤市民協働のコミュニティ運動
⑥なかよし運動会への参画
⑦LOM内情報網の整備
⑧郷土発展の為に必要な事業
​⑨創立60周年記念に係わる事業の実地
​⑩その他本会議所の目的達成に必要な事業



【はじめに】

 

「一期一会」これは私が座右の銘としている大切な言葉です。その時、その一瞬が一生に一度しかないものと思い大事に生きていく、という意味です。「奉仕」「修練」「友情」の3信条からなるJC運動は、人との出会いだけに限らず、様々な事業や、それを達成する過程での経験など、その時々に得られたものが全て貴重な財産であるがゆえ、まさに「一期一会」の積み重ねから成り立っていると言えます。

 私は2013年に井原青年会議所が行った事業に感銘を受けました。まだ入会していなかった私はボランティアとして参加をしており、その事業がとても面白かったこと、また、真剣に取り組む青年会議所会員の姿を目の当たりにし、入会を決めました。そこから私自身、事業や役職、出向で出会う機会や人との出会いを大事にすることで、多くの学びや成長の機会を得ることができました。そうした多くの出会いを通じて、私は数えきれないほどの大切なことに気づかされ成長させていただきました。今までいただいたご恩を返すべく、井原青年会議所の未来のために今年一年間邁進します。

 

会員拡大は「まちづくり」であり「ひとづくり」である

 青年会議所は学びや成長の機会が多くあり、その機会を大事にすることで、人として成長することができます。そして、成長することで、社業の発展による地域へ貢献できる人財、また、地域のことに取り組める人財へと成っていきます。その人財を一人でも増やすべく、会員拡大は行わなければいけません。

そして、会員拡大は我々にも大きな利点をもたらします。新たな仲間が増えることで、我々の運動・活動の効果は更に広がりを見せます。会員一人ひとりが、出会いと機会を大切にし、井原青年会議所の魅力や可能性を、言葉や行動で伝えることができれば新たな仲間が集うことに繋がります。広報活動を積極的に行い、出会う新たな仲間と共に地域により良い影響を与える組織へと成長していきましょう。

 

井原青年会議所の価値を発信する

 井原青年会議所がどのような団体で、どのような運動をしているのか、どのようなことができるのか、それを理解している地域の方々がどれだけいるでしょうか。私は青年会議所の運動、活動が素晴らしいものであることを知っていますが、そのことを理解している方は多くはありません。井原青年会議所が地域社会の発展のために運動していること、そして自己成長できる組織であることを発信することができれば、地域の方々からより共感される組織となり、一緒に活動、運動をしたいと思っていただける仲間や地域の方々を増やしていけると信じています。

そのためにも、情報の受け手側が自分にとって価値ある情報を見極め、選択できる時代となった今、運動のターゲットを絞った広報活動が必要です。ホームページやSNSを活用した広報に加え、より井原青年会議所の価値を理解してもらうために実際に地域の方々を巻き込んだ活動、運動を行っていきましょう。

 

60周年を迎えるにあたり

青年会議所の周年とは、今までのLOMの軌跡を再認識し未来に繋げていくこと、そして他LOMや他団体との繋がりをあらためて確認し強固にするためだと、私は考えています。一般社団法人井原青年会議所は本年度60周年を迎えるにあたり、設立当時から受け継がれてきた想いや精神を再認識することで、これからの会員全員でこの方向性を共有し、発信力のある事業を行うことで我々の未来への希望に繋がります。自己研鑽を追い求め、努力することで輝かしい60周年を迎えることができると確信しています。

 

結びに

 1963年3月9日に設立した一般社団法人井原青年会議所は、本年度で60周年を迎えます。これは先輩諸氏がその時々をまさに「一期一会」で築き上げてこられた伝統の上に成り立つものであり、60年かけてここまで温かく、そして力強く育て上げていただいたことに感謝すると共に、その重責を受け、井原青年会議所の未来へ向けて再出発の年なのです。我々もまた、その時、その一瞬が一生に一度しかないものと思い「一期一会」の覚悟で運動に邁進していきましょう。

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