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第62代 理事長

2024年度理事長所信

1.基本方針

1)未来を考え、計画に沿った会員拡大

2)感動を発信する組織運営

3)共に創り上げる魅力ある地域づくり

4)まちづくり事業への積極的な取り組み

2.事業の概要

1)研修事業の開催

2)会員拡大の実施

3)ロマンチック街道313連絡協議会への参画

4)IT等を活用した情報発信

5)市民協働のコミュニティ運動

6)なかよし運動会への参画

7)LOM内情報網の整備

8)郷土発展の為に必要な事業

9)その他本会議所の目的達成に必要な事業

はじめに

 Blessingとは祝福を意味します。おめでたい出来事を祝うということだけではなく、幸せやありがたいことに感謝し祝うということです。では幸せとは何でしょうか。時代がどんなに変わろうと人は幸せを求めています。また、幸せとは感じるものであり、個々で幸せの価値観は違うのかもしれません。違った価値観の中で幸せを感じ合うには、多様性を受け入れて相手と共感し、自分を取り巻く人々の幸せこそが自分の幸せだと感じ取ることが大切であり、それこそが明るい豊かな社会の実現のためには必要なのです。

 私が井原青年会議所に入会し様々な役職を担い、活動を通じて多くの経験をさせていただく中で、地域や子どもたちの幸せを思い行動すること、地域のことを真剣に想い議論し合うこと、それらに対して積極的に取り組む熱い仲間がいること、この3つがあったからこそ、私も触発され一つひとつの事業に対して心から地域のために向き合えています。そしてそれらはまさにBlessingそのものです。

 青年会議所にはそれらがあるからこそ支えてくれる仲間ができ、絆が生まれ、更にそのつながりが広がることにより大きな力を生み出し、我々の運動がより良い社会へと発展する起点となるものだと確信しています。

未来を考え、計画に沿った会員拡大

 一生の仲間を探しましょう。学生時代と違って自分から求めないと仲間は集まりません。自身のJC活動を他人に語れることが地域の為になり、己自身の為になります。そして何より仲間が多い方がよりJC活動は楽しいものになります。

 会員拡大の目標を実現するには、具体的な計画を立て、実行することが大事です。どんな地域にしたいのかを共に考え、誰と一緒にJC活動をしたいのかを語りましょう。仲間が多いJCのイメージを共有し、地域の方々と積極的に関わっていきましょう。

 私が尊敬するJCの先輩から言われた一言があります。

この一年を通して自分やメンバーがどうなっていたいか。これを胸に刻んで活動すれば、未来はきっとより良い結果になるはずです。

感動を発信する組織運営

 組織を拡大していくこと、情報発信力を高めることは地域への運動の効果を今より高めるためには必要不可欠です。しかしそれらの手法は、刻一刻と変化する人の価値観や最先端の技術、流行などにより常に進化しています。そういった中で感動を創る組織を実現する為には、人の思考や世の流れを理解し、柔軟に対応していく事、そして人のためにという思いを持ち、心を掴むための運動を起こしていく必要があります。

 また、昨今の広報活動は伝えるから伝わる戦略が必要な時代になりました。JCの事業は魅力があるものであってもなかなか地域の方に伝わらず、運動を最大限に活かせていないことがあります。そのような中で、大事なことは楽しんで取り組む姿、あきらめない姿を思う存分出していくことです。それを発信していくことで人々の心に届き、一緒に活動したいと思うメンバーも増えていきます。まちづくりに対しあきらめず楽しんで取り組む若者が増えれば、我々が活動している井原市と矢掛町の魅力がさらに増すことにつながると確信しています。

共創する魅力ある地域づくり

 井原青年会議所は現代社会の課題と向き合い、それらに対し効果的な運動を続けてきました。今を生きる私たちも、当たり前であった日常が当たり前でなくなり、様々な問題を抱えて生活しています。明るい豊かな社会を築き上げるために現代の課題を的確に捉え、井原市・矢掛町のために変化を起こせる同志と心を奮い立たせ、井原青年会議所が多くの地域の方々とともに、新しい未来を共に創り上げるための意識の起点となることで、魅力ある運動を生み、活気に溢れた魅力あるまちづくりにつながります。

結びに

 私たちは何のために生きているのでしょうか。

 目の前の人のために尽くすためではないでしょうか。

 目の前の人に愛を持って接することではないでしょうか。

 そこから生まれる感謝を人に伝えること。そんなささやかな幸せを一人ひとりが感じて言葉にし、行動に移していけば笑顔あふれるまちが自然にでき上がっていくのだと思います。

 目の前の大切な人を笑顔にしましょう。笑顔になったその人はきっと、他の誰かを笑顔にします。

 大切な人の笑顔の輪を繋ぎ、この祝福の循環こそが明るい豊かな社会を実現させてくれると信じています。

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